Q1 粟田大燈呂ってなに?
粟田神社(京都市東山区)最大の祭礼である「粟田祭」で展示・巡行する、高さ4mにもなる大きな灯篭の山車です。青森ねぶたの源流とも言われています。
Q2 粟田大燈呂のモチーフは?
粟田神社の祭神や干支などがモチーフとなっています。フィールドワークを元に学生たちが制作するモチーフを検討します。
Q3 粟田大燈呂はいつ見られるの?
毎年10月スポーツの日付近で開催される粟田祭の1日目(展示)と2日目(巡行)に見られます。祭の時期以外は、東山区にある東急ホテル東山の正面(三条通)と中庭にあるショーウィンドウに展示されています。
Q4 粟田大燈呂のみどころは?
2日目の「夜渡り神事」でしだれ柳が立ち並ぶ白川沿いを巡行する様子は、京都らしさと風情が感じられます。また、大通り交差点で行われる大回転も見ごたえがあります。
Q5 粟田大燈呂はいつから粟田祭に加わったの?
江戸時代の天保3年(1832年)頃に「れいけん」の祭とともに大燈呂も途絶えたといわれていますが、2008年に京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)協力のもと復活し、粟田祭に再び加わりました。
Q6 粟田大燈呂は毎年製作しているの?
大燈呂およそ10基のうち、毎年2,3基程度が京都芸術大学の学生により新規製作されます。
子ども提灯は、白川子どもまつり(毎年8月第1日曜日)開催のワークショップにて毎年子供たちに絵を描いてもらい、学生たちが提灯へと仕立てます。
Q7 粟田大燈呂の製作にはどれくらい時間がかかるの?
フィールドワークや構想も含め、約半年かけて製作します。具体的な製作の流れは「粟田大燈呂ができるまで」をご覧ください。